マグネシウム(トレオン酸マグネシウム&マグネシウムグリシネイト) – リコード法

1.リコード法の観点から見たマグネシウム

  • ヘモグロビンAlcの高値(血糖管理が悪い)は、低マグネシウムの影響を受ける。
  • マグネシウム(Mg)は、骨と神経系機能に果たす役割で最も広く知られる必須ミネラルで、ニューロンのシナプスの密度と安定性を維持することで、正常な脳の健康と認知機能にも関係している。

(参考文献・出典)

  • デール・ブレデセン著著 アルツハイマー病 真実と終焉 P279
  • Now Foods, マグテイン、L-トレオン酸マグネシウム、ベジカプセル90錠
    https://jp.iherb.com/pr/Now-Foods-Magtein-Magnesium-L-Threonate-90-Veg-Capsules/57577?rcode=ABC6119

2.リコード法の観点から見た目標参考値(血液検査)

  • RBC(赤血球)マグネシウム:5.2以上

(参考文献・出典)

  • デール・ブレデセン著著 アルツハイマー病 真実と終焉 P279

3.リコード法の観点から見たサプリメント参考情報

  • マグネシウムグリシネイト:500mg/日
    又は
  • トレオン酸マグネシウム:2,000mg/日

(参考文献・出典)

  • デール・ブレデセン著著 アルツハイマー病 真実と終焉 P279

4.自分が購入したサプリメント

マグテイン、L-トレオン酸マグネシウム、ベジカプセル90錠

製造元:Now Foods

(理由)

  • 血液脳関門を横断して、脳内での活用を可能にする特許マグネシウム「マグテイン(マグネシウムL-スレオネート)」を2000mg含有している事。
  • 認知機能を改善させる為には有効成分が血液脳関門を突破する事が重要だと考えた事。
  • 購入価格: ¥2,512(2018.4 時点)

5.気になる関連サプリメント

特になし

6.サプリメントの選択肢

マグネシウム サプリメント一覧

7.マグネシウムに関する参考情報

(1)マグネシウム 基本情報

  • マグネシウムは体内に豊富にあるミネラルで、多くの食物中に自然に存在する。
  • 成人の体はおよそ25gのマグネシウムを含有し、そのうち50%~60%のマグネシウムは骨に、残りの大半は軟部組織に存在する。
  • マグネシウムはエネルギー産生、酸化的リン酸化、解糖のために必要。
  • 骨格系の発達に役立ち、DNAやRNA、抗酸化物質グルタチオンの合成にも必要。
  • マグネシウムが長期間不足すると、骨粗しょう症、心疾患、糖尿病等のリスクが高まる可能性がある。
  • 血清マグネシウム濃度の正常値は0.75~0.95ミリモル/L(mmol)である。

(参考文献・出典)

  • マグネシウム - 「統合医療」情報発信サイト 厚生労働省 「統合医療」に係る情報発信等推進事業
    http://www.ejim.ncgg.go.jp/pro/overseas/c03/08.html

(2)マグネシウムの食事摂取基準(mg/日)

男性 女性
推奨量
(mg/日)
推奨量
(mg/日)
1~2(歳) 70 70
3~5(歳) 100 100
6~7(歳) 130 130
8~9(歳) 170 160
10~11(歳) 210 220
12~14(歳) 290 290
15~17(歳) 360 310
18~29(歳) 340 270
30~49(歳) 370 290
50~69(歳) 350 290
70以上(歳) 320 270
妊婦(付加量) +40
授乳婦(付加量) +0

厚生労働省「日本人の食事摂取基準」(2015年版)より

(3)マグネシウムの耐容上限量について

通常の食品以外からの摂取量の耐容上限量
成人:350mg/日
小児:5mg/kg 体重/日

(参考)食事摂取基準の各指標を理解する為の概念図

(参考文献・出典)

  • ミネラル | 日本人の食事摂取基準(2015年版)より | 栄養成分ナビ
    http://www.glico.co.jp/navi/e07-3.html
  • 厚生労働省「日本人の食事摂取基準」(2015年版)http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000114399.pdf

8.マグネシウムに関するメモ・備忘録

  • 効率よく吸収させるには一日3カプセルを分けて空腹時に摂取。
  • 鎮静作用有。就寝前等、夜中心に摂取。
  • 亜鉛と競合!亜鉛との同時摂取は避ける事。

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