アルツハイマー病 真実と終焉 第2章 備忘録

1.第2章 「患者第1号」について

第2章「患者第1号」は「P46-P60」の「全15ページ」で構成されている。
この章では患者第一号でリコード法で奇跡の回復を遂げた「クリスティン」の話を題材にしながら、リコード法の方向性、治療のあるべき姿、現在の医学会の課題等についてもさりげなく語られている。そして、リコード法で重要になる3つのサブタイプ(炎症性、市粛清、毒物性)に繋がる話と回復までの道のりの概要が書かれている。(備忘録に一部記載)

★備忘録 注意事項(備忘録を読む前に必ずご一読ください)★

アルツハイマー病 真実と終焉 ”認知症1150万人”時代の革命的治療プログラム

デール・ブレデセン (著), 白澤 卓二 (監修), 山口 茜 (翻訳),出版社:ソシム

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2.第2章 「患者第1号」備忘録

アルツハイマーは脳の防御反応の結果 P53

アルツハイマー病の原因は、アミロイド斑が生成された為というより、むしろ脳の防御反応の結果である。それは脳が以下の3つの脅威に反応する時に起きる。
(1)炎症
(2)補助的な栄養素、ホルモン、その他脳の栄養となる分子の低下や不足
(3)金属や生物毒素などの有害物質

別の言い方をすれば「アルツハマー病は脳が炎症から身を守ろうとしたり、有益な物質が不足しているにも関わらず機能しようとするときや、有害物質の流入と戦っているときにおこる。

アルツハイマー病を予防し、治療する方法 P55

特定の患者の脳に、この3種の脅威を引き起こす潜在的な多くの原因の中で、どれが防御反応を起こしているのか確認し、その特定の要因を除去し、残りの攻撃者をかわすように援護すれば良い。

アルツハイマー病に伴う認知機能低下を回復させる流れ P55

(1)原因除去
脳に脅威を与えている原因(炎症・脳必須栄養素不足・神経毒)を取り除く
(できれば脳がアミロイドの防御反応を引き起こして身を守ろうとする原因となる、3つのカテゴリーそれぞれの要因全て。)
(2)アミロイド除去
3種の脅威を取り除いた後、アミロイド自体を除去する。
(3)シナプス再構築
病気が破壊したシナプスを再構する。

自分がどのタイプ(炎症・栄養不足・神経毒)か見極める P56

自分は(何が原因で)以下4つのうちどのタイプのアルツハイマー病(又はその予備軍)になっているのかを見極める事がとても大切。それを知ることで、最も適切な治療方法を選択できるようになる。
(1)炎症性
(2)萎縮性(脳の栄養不足等)
(3)毒物性(神経毒)
(4)糖毒性(炎症性と萎縮性両方。1.5型とされている)

アルツハイマー病での単独療法は殆ど効果が無い P56

認知機能を低下させる原因は多数ある為、1つの治療効果のみ持つ薬1錠のアプローチ(単独療法薬)だけでは、通常、良い結果は得られない。

認知機能を低下させる不均衡を正常に戻す P57

認知機能を回復させるには、認知機能が低下する原因を突き止めて回復不能になる前にあらゆる不均衡を正常に戻す必要がある。
認知機能低下の要因となりうるあらゆる不均衡を全て是正するには、1つの症状や1つだけの問題を治療するより必ず複雑になる。

アルツハイマー病を引き起こす36の因子 P57

認知機能を低下させたり、低下リスクの原因となる潜在的な因子や異常は、現時点で「36」特定され、さらにいくつか発見した事からも、因子の数はさらに増える可能性はあるが、それほど多くはない事もわかっている。

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