目次
- 1.書籍「アルツハイマー病 真実と終焉」について
- 2.アルツハイマー病 真実と終焉 目次
- 認知症治療のパラダイム・シフト 世界を変える「リコード法」(訳者まえがき) P1
- ◆PART1 アルツハイマー病の真実
- 第1章 認知症を食い止める P20
- 第2章 患者第1号 P46
- ◆PART2 アルツハイマー病を解剖する
- 第5章 わからないことだらけ 臨床から研究、そしてまた臨床へ P92
- 第6章 神の遺伝子とアルツハイマー病の3タイプ P143
- ◆PART3 認知症を調べる、治す
- 第7章 コグノスコピー(認知機能検査) まずは状況を知ろう P174
- 第8章 リコード法 認知機能を回復する P252
- 第9章 治療の成功とソーシャル・ネットワーク 2人の日課 P320
- ◆PART4 治療効果をさらに上げる
- 第10章 うまくやり遂げよう あなたならできる P338
- 第11章 こんなときどうする? 困ったときのQ&A P359
- 第12章 変化への抵抗 マキャベリ、ファインマンに会う P375
- Appendix 付録 P397
- 監修者あとがき P408
- 訳者あとがき P413
- 用語集 Xi~XVii
- 索引 Vi~X
- Notes iii~V
- 著者紹介 ii
- 3.最後に(記憶回復コム管理者)
1.書籍「アルツハイマー病 真実と終焉」について
(1)書籍「アルツハイマー病 真実と終焉」とは
書籍「アルツハイマー病 真実と終焉」はどのような本なのか?簡潔に言うと、
一般人がアルツハイマー病の「治療・予防」を自分でできるようになる書籍
で、この書籍の対象者は「身近に認知症又はその予備軍がいる人」「記憶力の低下を自覚している人」「アルツハイマー病の進行が始まる40歳以上の全ての人」だと私は思っています。
本書籍ではアルツハイマー病を治療する方法(プログラム)を「リコード法」(リコードプロトコル)と呼んでいますが、本書籍では一般人がその「リコード法」の実行に必要な情報が惜しげも無く書かれています。
本書籍は今まで不治の病と言われていた「アルツハイマー型認知症」を治療できる革命的な治療プログラムである「リコード法」を開発した「デール・ブレデセン」医学博士が書いた「リコード法のバイブル本」です。
以下は発売直後に24カ国で翻訳出版決定し、わずか4ヶ月間で米国約20万部突破した「アルツハイマー型認知症」を読んだ「私自身」が、わかった事、気が付いた事等について、「目次に沿って」自分の備忘録として「一般人目線」で書いています。(適時更新)
アルツハイマー病 真実と終焉 ”認知症1150万人”時代の革命的治療プログラム
デール・ブレデセン (著), 白澤 卓二 (監修), 山口 茜 (翻訳),出版社:ソシム
(2)お約束
この備忘録は本書籍を持っている事を前提に書いています。
なので、私の備忘録を読まれる方は事前に必ず本書籍「アルツハイマー病 真実と終焉について」を購入してください。
2.アルツハイマー病 真実と終焉 目次
認知症治療のパラダイム・シフト 世界を変える「リコード法」(訳者まえがき) P1
◆PART1 アルツハイマー病の真実
第1章 認知症を食い止める P20
- 治療法がない! アルツハイマー病 P20
- この病気が恐れられる2つの理由 P22
- アルツハイマー病は一種の防御反応 P40
- 東洋医学を取り入れた予防医学 P42
- もうアルツハイマー病で死なせない! P43
第2章 患者第1号 P46
- 3ヵ月後の電話 P49
- 「アルツハイマー病を治癒する、または悪化を止める薬がない」理由 P50
- 異常ではなく、脳の防御作用が原因 P53
- 認知機能低下の要因を突き止め、正常に戻す P57
- 用語集 P58
第3章 奇跡の回復! 患者が語る認知症体験 P61
第4章 アルツハイマー病になる方法 入門編 P73
- これであなたもアルツハイマー病になれる P74
- アルツハイマー病は自分で予防できる P78
- 1.脳の炎症を予防する、低下させる P80
- グルテンを含む食品/グルテンを含有していることが多い食品 P83
- 2.ホルモン、栄養素、栄養物(食品)を最適化する P86
- 3.毒物を除去する P88
◆PART2 アルツハイマー病を解剖する
第5章 わからないことだらけ 臨床から研究、そしてまた臨床へ P92
- 学問との出会い P93
- 神経変性プロセスはアクシデント? プログラムされたもの? P97
- 細胞の自殺は痛みがなく、多くの変化をもたらす P99
- 正常なプロセスとしての細胞の自殺 P102
- 最初の発見の瞬間 P103
- アルツハイマー病の正体とは P110
- APPの切断数がリスクを決める P113
- 狂牛と吸血鬼 P118
- 薬物中毒 P134
- 機能性医学について 自然を騙すことはできない P140
第6章 神の遺伝子とアルツハイマー病の3タイプ P143
- アルツハイマー病のハイリスク遺伝子ApoE4 P144
- アルツハイマー病の原因と構造 まとめ P148
- 明らかになった、アルツハイマー病3種類のサブタイプ P150
- 自分がどのタイプかを調べる P151
- 1型 炎症性アルツハイマー病 P152
- なぜ炎症を促す遺伝子は受け継がれたのか P154
- ApoE3、ApoE2の出現 P154
- 検査値でわかる炎症性アルツハイマー病 P157
- 2型 萎縮性アルツハイマー病 P158
- 1型と2型が混ざった1・5型は糖毒性タイプ P158
- 3型 毒物性アルツハイマー病 P161
- 3型に共通する毒物曝露歴 P165
- 3型アルツハイマー病の特徴 P169
- アミロイドβの3つの顔 P170
◆PART3 認知症を調べる、治す
第7章 コグノスコピー(認知機能検査) まずは状況を知ろう P174
- 認知機能検査のお粗末な現状 P175
- ホモシステイン:上昇すると血管と脳にダメージを与える P180
- ビタミンB6、B12、葉酸:活性型で十分な水準にあればホモシステイン値を低く最適に保つ P182
- インスリン抵抗性:糖は依存性の毒 P184
- 炎症、インフラメージング、そしてアルツハイマー病 P187
- ビタミンD3:遺伝子のスイッチをオンにする P190
- ホルモン状態──議論はあるが、極めて重要な問題 P191
- 金属探知が必要なのは空港だけではない P199
- 眠りの啓示:睡眠と睡眠時無呼吸 P208
- コレステロールとその他の脂質 P211
- ビタミンE:細胞膜を保護する P213
- ビタミンB1(チアミン):記憶を形成する P214
- 腸漏れ症候群(リーキーガット):炎症状態を引き起こす P214
- 血液脳関門透過性:バリアを失うと病原菌が脳に侵入する P228
- グルテン感受性と関連する感受性 P221
- 自己抗体:脳タンパク質を攻撃する P223
- 毒素、3型アルツハイマー病、CIRS(慢性炎症反応症候群) P225
- ミトコンドリア機能:細胞が機能するエネルギーを供給する P229
- BMI(ボディー・マス・インデックス肥満度指数) P230
- 遺伝的な特徴 P232
- 数値化できる神経心理検査 P234
- イメージング、脳脊髄液と電気生理学 P235
- 認知機能の低下に必須の最新検査(間もなくお目見えする検査も含む) P237
- その他の検討事項 P243
- 45歳以上が行うべき認知機能検査のまとめ P247
- リコード法プロトコルの主要検査とオプション検査のまとめ P248
第8章 リコード法 認知機能を回復する P252
- リコード法コンセプトの重要ポイント P256
- ホモシステイン値を改善する P260
- インスリン抵抗性を改善する P261
- アルツハイマー病にならないための食生活:ケトフレックス12/3 P264
- 定期的な運動にはメリットがたくさん P280
- これでぐっすり! 熟睡をお届けしましょう P282
- ストレスの驚くべき影響 P288
- 脳トレーニングの効果 P291
- 炎症を改善する P294
- 腸を癒す P298
- プロバイオティクスによいバクテリア 主な5つの菌種 P298
- ホルモンバランスを整える P301
- 金属の恒常性(ホメオスタシス) P310
- デトックスを行う P313
第9章 治療の成功とソーシャル・ネットワーク 2人の日課 P320
- ApoE4を2つ受け継いだジュリーのリコードプログラム P321
- ケリーのリコードプログラム:何もしないより実践すべし P329
- ApoE4の草の根情報共有──ApoE4ドットインフォ P332
- ソーシャル・ネットワークによる情報共有 P333
◆PART4 治療効果をさらに上げる
第10章 うまくやり遂げよう あなたならできる P338
第11章 こんなときどうする? 困ったときのQ&A P359
- よくある質問と回答 P361
- 「アイスクリームをやめたくありません」 P361
- 「チョコレートをやめるなんて悲惨」 P361
- 「どうしても甘いものがほしい」 P361
- 「MCTオイルとココナッツオイルは?」 P362
- 「水を飲む量は? どんな種類の水を飲むべきでしょう?」 P363
- 「運動する暇がありません」 P363
- 「ストレスをなくすのは無理です」 P363
- 「複雑すぎです。何をやるべきかもよくわかりません」 P364
- 「飲むのは1錠にしてくれません?」 P365
- 「ジャンクフードより美味しいものなんてないんですが」P366
- 「でも、深夜まで夕飯が食べられないんですが」「錠剤を飲みたくありません」P367
- 「肉が大好物です」P368
- 「アルコールは? 仕事の後にグラスワイン一杯でくつろぐのはいい?」P368
- 「喫煙について何も書かれていません」P368
- 「大豆の話があまりありませんが」P369
- 「朝コーヒーを?」P369
- 「お茶はどうですか?」P369
- 「ケトフレックス12/3でビタミンB12や鉄不足になるリスクはありますか?」P370
- 「高温で調理するのが好きですが」P370
- 「アルミのフライパンは使わないほうがいい?」P370
- 「オーガニック食品だけを食べた方がいいのでしょうか?」P371
- 「どうしても食べたくて」P371
- 「忙しすぎてできません」P372
- 成功に不可欠な「最強の支え」P373
第12章 変化への抵抗 マキャベリ、ファインマンに会う P375
- アルツハイマー病は治る訳がないと懐疑的な人達 P376
- 「複雑さの隙間」を埋める21世紀の医学 P394
Appendix 付録 P397
- A 食べるべき/避けるべき食品 P397
- B ケトン測定器について P400
- C 23andMeからのDNAデータを評価する方法 P401
- D リコード法プログラムの背景となる理論の論拠 P403
監修者あとがき P408
訳者あとがき P413
用語集 Xi~XVii
索引 Vi~X
Notes iii~V
著者紹介 ii
著者: デール・ブレデゼン(Dale E. Bredesen,MD)
アルツハイマー病などの神経変性疾患の世界的権威。
カリフォルニア工科大学を卒業後、デューク大学メディカルセンターでMDを取得。
カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)で神経学のチーフ・レジデントを務めた後、ノーベル賞受賞者のスタンリー・B・プルシナー博士に師事し、プリオンとアルツハイマー病の関連性について多くの研究を行う。
UCSF、UCLA、カリフォルニア大学サンディエゴ校で教職を歴任。
バーナム研究所にて高齢化プログラムを指導後、1998年、加齢専門研究所であるBuck Instituteの創業時社長兼最高経営責任者(CEO)に迎えられる。
現在、数百人の医師にリコード法の教育・普及を行うMPI Cognitionを創立、最高医療責任者を務める。
監修者: 白澤 卓二(しらさわ たくじ)
医学博士。白澤抗加齢医学研究所所長。お茶の水健康長寿クリニック院長。
1958年神奈川県生まれ。
1982年千葉大学医学部卒業後、同大学大学院医学研究科博士課程修了。
東京都老人総合研究所病理部門研究員、老化ゲノムバイオマーカー研究チームリーダー等を経て、2007年より2015年まで順天堂大学大学院医学研究科・加齢制御医学講座教授。
専門は寿命制御遺伝子の分子遺伝学、アルツハイマー型認知症の分子生物学など。
訳者:山口 茜(やまぐち あかね)
医学ジャーナリスト。日本医学ジャーナリスト協会会員。プサラ研究所所長。
株式会社プサラ・インスティテュート代表取締役。
医師専門の医学新聞社に勤務し、これまで約20年間にわたり世界20カ国異常で取材活動を展開、取材した医師は2000人を超える。
3.最後に(記憶回復コム管理者)
本書籍は治療に必要な具体的かつ詳細な情報が記載されている為、世界中の多くの人たちがこの書籍に書かれている事を参考に、試行錯誤しながら治療に取り組んでいるのではないでしょうか?
本書籍の内容は非常に濃く、専門的な事も多数書かれている為、ただでさえ脳の調子が良くない「1人実験」を実行している者にとって、これらを読んで理解し、読んだ内容がどこにあるかを記憶して実行し、気になった時、いったいどこを読み返せば良いのか等を把握する事はなかなか難しいというのが実情だと思います。(私自身がそうだったので)
そこで「目次ベース」で書籍の中で自分自身がわかったこと、気になったこと、ひらめいたこと、メモしておきたいこと、後で参照したくなった時のために、それらをメモ・備忘録として、自分が理解しやすいように「箇条書き」で残しておけば、少なくとも自分自身が1人実験を遂行する上で参考にできる資料になると思い、記録として残しておこうとおもった次第です。自分の為の備忘録的な資料なのでわかりにくいかもしれませんが、書籍を買って難解だと思った自分と同じような方々が、自分の備忘録を本書の理解の一助にしていただければば幸いです。