アルツハイマー病 真実と終焉 「訳者まえがき」備忘録

1.「訳者まえがき」について

認知症治療のパラダイム・シフト 世界を変える「リコード法」

と題して、本書の「訳者」である「山口茜」氏が本書に関するコメントを寄せている。
全文を日本語に翻訳した訳者だけあって、本書の内容を理解して非常にコンパクトにわかりやすくまとめている為、訳者のコメントを読むだけでも大変参考になるヒントが多数あり、一見の価値がある。
自分が参考になった部分を簡潔にまとめ備忘録とした。

デール・ブレデセン (著), 白澤 卓二 (監修), 山口 茜 (翻訳),出版社:ソシム

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2. 「訳者まえがき」備忘録

アルツハイマー病開始年齢・潜伏期間 P1

アルツハイマー病(若年性アルツハイマーの事?)は通常は40歳頃にはじまり、自覚症状が無いまま進行し、60歳頃に症状が現れる。
(いわゆる潜伏期間のようなものが20年以上ある事が多い)

医療機関の早期は「末期」に近い P2

アルツハイマー病は検査結果で明確な異常が認められるような症状が現れた時、医療機関における診療ではこの段階で「早期」と言われているが、そのような症状がでている時は実は「末期」にさしかかった状態である事。(発症するまでの潜伏期間が20年以上と長く、潜伏期間中に少しづつ脳は蝕まれている)

アミロイドβは脳の正常な「防御反応」 P3

今までの医学界の常識では、アルツハイマー病は「アミロイドβ」が病気の「原因」とされてきたが、それは間違いであった事。
「アミロイドβ」は脳の正常な「防御反応」によってできたものだった事。P3

3つの脅威から自分の脳を守ろうとする防御反応 P3

脳は(1)炎症(2)栄養不足(3)毒素という3つの脅威にいずれか又は複合的に直面すると、(1)~(3)の脅威から自分の脳を守ろうとする防御反応の一環として「アミロイドβ」を生成して脳を守ろうとしている事。(いわゆる自己防衛システム)

脳を守る「アミロイドβ」が過剰になって脳神経を破壊 P3

脳への脅威が収まらず長く続くと、脳を守る為に自分で生成した「アミロイドβ」が過剰になり、脳神経を防衛する為のシステムが、逆に脳神経を破壊するという「本末転倒」状態になり、最終的にはアルツハイマー病として発症する事。

リコード法の治療プロセス P3

上記の問題を克服する為、リコード法では、以下 1)~3)の方法によりアルツハイマー病を治療する。
1)自分の脳に起きている(1)~(3)の脅威の「現状」をコグノスコピー検査等で把握する事。
2)検査で判明した上記(1)~(3)3つの脅威を取り除く事。
3)残された神経細胞と新しい神経細胞を保護・強化する事。

早期アルツハイマー患者の9割が回復 P4

ブレデセン博士らが開発した「リコード法」を実行した所、早期アルツハイマー病の「9割」の患者に回復が認められた事。

世界初のアルツハイマー治療法 P5

リコード法世界で初めて人間のアルツハイマー病を回復させた画期的な治療法であった事。

一般人でも実践可能 P5

本書はアルツハイマー病を治療・予防できるリコード法具体的で詳細な実施方法について医療関係者や一般読者に惜しみなく共有する為に書かれている為、これを読めば世界最先端の治療方法の詳細が誰でもわかり、直ぐに実践できる事。

アルツハイマー病36個の要因 P6

アルツハイマー病を引き起こす要因は少なくとも36個ある為、病気を治療するには複数の要因に対処する必要がある。

アルツハイマー病を予防するという新常識 P9

今後、アルツハイマー病は何十年も前から予防策を実践するのが新常識となる。
今後のアルツハイマー病の発症は「リコード法に書かれた予防法」を知り、実践してきたどうかで決まる。

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