アスタキサンチン – リコード法

1.認知症改善の観点から見たアスタキサンチン

  • 血液脳関門を通ることができる(脳細胞に到達できる)抗酸化物質。
  • 強い抗酸化力をもち、抗酸化作用により活性酸素による脳の障害を減らす可能性がある。
  • アスタキサンチンを長期間摂取すると、濃度依存的に海馬の神経新生が促進され、学習記憶能が向上する。
  • アルツハイマー病の原因とされるβアミロイドに対するクリアランス能(除去能力)に関与することが報告されている。

(参考文献・出典)

  • 天然色素・アスタキサンチン摂取による記憶能の向上! -国立大学法人 筑波大学
    https://www.tsukuba.ac.jp/wp-content/uploads/151222soya.pdf
  • アスタキサンチン効果効能|オリザ油化株式会社
    http://www.oryza.co.jp/product/detail/astaxanthin_koka

2.認知症改善の観点から見たサプリメント含有量参考情報

  • アスタキサンチン 12mg

(参考文献・出典)

  • 日経ヘルスオンライン 天然色素の抗酸化パワー 「アスタキサンチン」でメタボを撃退!
    http://wol.nikkeibp.co.jp/nh/report/astax0808/03.html
  • アスタキサンチンのアルツハイマー予防や脳への効果は?
    http://www.yobougd-alzheimer.com/component/shrimp/
  • アスタキサンチンの摂取量や摂り方などについて- astavita
    http://www.astavita.jp/faq/
  • アスタキサンチンの摂取量は12mg!
    https://supplement-smoothie.com/supplement/0003_a_intake/

3.認知機能改善の観点で自分が購入したサプリメント

BioAstin 12 mg 50ジェルカプセル

製造元:Nutrex Hawaii
使用期間:(2018.4~)

(理由)

  • レビュー数が多く、好評価。
  • ナチュラルハワイアスタキサンチンを12mg含有している。
  • 50粒で¥2,656(2018.5時点)と少々高いのが難点。(53.12円/粒)

(ユーザーレビュー概要抜粋:肯定的)

  • 網膜静脈閉塞症の改善を実感。
  • 肌質が改善し、肌にハリ。シワが減少した。
  • 視力が良くなったように感じる。
  • 明らかに視界がクリアになり、目の疲れも起きなくなった。
  • ビタミンCと一緒に摂るとより良いと聞き、あわせて飲み、肌の方もハリも出て綺麗になっている感じあり。

(ユーザーレビュー概要抜粋:否定的)

  • シワ、タルミ等に効果無しも、眼精疲労には効果有り。
  • 暑いとべたべたする。冷蔵保存推奨。
  • 飛蚊症は治らず、抗酸化作用とやらの効能も感じなかった。
  • 一年以上続けても効果は感じられなかった。

4.気になるアスタキサンチン含有サプリメント

DHC アスタキサンチン 30日分

製造元:DHC(ディー・エイチ・シー)

(理由)

・含有量が9mg/粒と少ないが、送料込30粒で1120円(37.3円/粒)と比較的安い。
・レビューの評価も悪くはない。

5.アスタキサンチン含有サプリメントの選択肢

・アスタキサンチン含有サプリメント一覧

6.アスタキサンチン 基本情報

  • アスタキサンチンはカロテノイドの一種で、主にエビ・カニなど甲殻類、サケ・マスの身等に含まれる天然色素の一種。
  • アスタキサンチンは老化の原因になる活性酸素を抑制する働きがあり、その抗酸化作用はビタミンEの約1,000倍といわれている。
  • アスタキサンチンは高い抗酸化作用を持ち、紫外線や脂質過酸化反応から生体を防御する
  • アスタキサンチンは光障害から目を保護すると言われている。
  • 疲れ目による自覚症状を改善する。(眼精疲労予防作用)
  • アスタキサンチンは細胞膜の破損を防ぎ,細胞の外郭をしっかり保護するのに役立つ。
  • アスタキサンチンは脳細胞の脂質過酸化を抑制する。
  • 脳の抗疲労作用,老化防止作用が期待でき,脳血栓,脳梗塞など活性酸素により引き起こされる脳障害を改善・予防する働きがある。(脳機能改善作用)
  • アテローム性動脈硬化による急性症状の発現を軽減させる働きがある。(動脈硬化抑制作用)
  • アスタキサンチンはマクロファージ系の抗炎症作用を抑制することが報告されている。(抗炎症作用)
  • アスタキサンチンはしわの形成及び皮膚の弾力性の低下に対して改善効果がある。(美容作用)

(参考文献・出典)

  • アスタキサンチン-Wikipedia
    https://ja.wikipedia.org/wiki/アスタキサンチン
  • アスタキサンチンの魅力 - 富士化学工業株式会社 ライフサイエンス事業
    http://www.fujichemical.co.jp/life_science/fascinating_astaxanthin/index.html
  • アスタキサンチン効果効能|オリザ油化株式会社
    http://www.oryza.co.jp/product/detail/astaxanthin_koka

7.アスタキサンチンに関するメモ・備忘録

  • リコード法書籍には掲載されていないが、脳関門を通過できる数少ない強力な抗酸化物質であり、脳機能の改善例も多数報告されているようなので、認知症改善の観点から定期摂取すべき重要サプリメントだと思われる。
  • カロテノイドの一種で脂質に溶けやすい性質を持っており、良質の脂質と同時摂取すると吸収率が上がるとの情報がある為、可能な限り脂肪含有食品やMCTオイル、オメガ3等の脂質と一緒に摂取した方が良いと思われる。
  • 「トコトリエノールは通常のビタミンEの約15倍のパワーを持つスーパービタミンEでアスタキサンチンとの相乗効果で知られ、互いを体の隅々まで行き届かせる」との情報有。同時摂取がより有効か。
    http://runnet.jp/project/natureal/
  • アスタキサンチンはビタミンCとの同時摂取も相乗効果有との情報も。

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