ビタミンK2 (メナキノン) – リコード法

1.リコード法の観点から見たビタミンK2

  • ビタミンK2の高用量摂取はメタボリック症候群の発生を減らす可能性がある。
  • ビタミンDビタミンKは大きく関与しており、ビタミンKが欠乏した状態で、高用量のビタミンDを摂取ると、ビタミンK欠乏症を引き起こす可能性がある為、一緒に摂ることが非常に重要。
  • ビタミンDを服用中の場合、ビタミンK2を含有しているMK-7を100mcg~250mcgと一緒に服用すると良い。
  • ビタミンKはインスリン抵抗性(感受性)を改善し、2型糖尿病のリスクを低下させる可能性がある。

(参考文献・出典)

  • デールブレデゼン著 アルツハイマー病 真実と終焉 P276,P330
  • ビタミンDはビタミンKと一緒に摂ることが大切
    ビタミンK欠乏症 株式会社TCNの健康コラム
    http://www.tcnkenko.com/vitamin-d-3-9331.html
  • Association Between Vitamin K and the Metabolic Syndrome: A 10-Year Follow-Up Study in Adults
    https://academic.oup.com/jcem/article/100/6/2472/2829678
  • Beneficial role of vitamin K supplementation on insulin sensitivity, glucose metabolism, and the reduced risk of type 2 diabetes: A review
    https://linkinghub.elsevier.com/retrieve/pii/S0899900716000411

2.リコード法で目標としている血液検査の参考値

不明

3.リコード法の観点から見たサプリメント参考情報

  • MK-7(ビタミンK2):100mcg~250mcg

(参考文献・出典)

  • デールブレデゼン著 アルツハイマー病 真実と終焉 P330

4.リコード法の観点で自分が購入したサプリメント

MK-7 ビタミンK-2 100 mcg 60粒(ベジタリアンカプセル)

製造元:Now Foods


URL:https://jp.iherb.com/pr/Now-Foods-MK-7-Vitamin-K-2-100-mcg-60-Veg-Capsules/36220?rcode=ABC6119

(選択理由)

  • もともと欲しかったのはビタミンK2を含んでいる「MK-7」でした。次回はこれを試してみようと思い、2018.5に購入。2018.5

ビタミンK 500 mcg 200錠

製造元:Source Naturals

使用期間:(2018.4~)

商品URL:https://jp.iherb.com/pr/p/1308?rcode=ABC6119

(選択理由)

  • 安くて含有量が多いビタミンKのサプリメントを探していたらたまたま見つけて購入したが、本来購入すべきサプリメントはMK-7(ビタミンK2)でした。単純な選択ミス。
    (せっかく買ったので飲んでみる)

5.ビタミンK含有で気になるサプリメント

特になし

6.サプリメントの選択肢

MK-7含有サプリメント一覧

7.ビタミンKに関する参考情報

(1)ビタミンK 基本情報

  • 出血した時に血液を固めて止血する因子を活性化する。
  • 骨の形成を促す。
  • ビタミンK2には11種類の同族体 (類似の化合物) があり、この中で食品に多く含まれるのは、動物性食品に広く分布するメナキノン-4と、納豆菌によって産生されるメナキノン-7である。
  • ビタミンKは、各種タンパク質のグルタミン酸をγ-カルボキシグルタミン酸に変換する時の補酵素として働き、血液凝固因子はカルシウムと結合できるようになり、正常な血液凝固が起こる。
  • ビタミンKは骨の形成に必要とされ、日本ではメナキノン-4 (メナテトレノン) が骨粗鬆症治療薬として用いられている。

(参考文献・出典)

  • 国立研究開発法人 医薬基盤・健康栄養研究所 「健康食品」の安全性・有効性情報 ビタミンK解説
    http://www.ejim.ncgg.go.jp/public/overseas/c03/07.html
  • グリコ ビタミンK
    http://www.glico.co.jp/navi/dic/dic_18.html

(2)ビタミンKの食事摂取基準(mg/日)

性別 男性 女性
年齢 目安量
(μg/日)
目安量
(μg/日)
1~2(歳) 60 60
3~5(歳) 70 70
6~7(歳) 85 85
8~9(歳) 100 100
10~11(歳) 120 120
12~14(歳) 150 150
15~17(歳) 160 160
18~29(歳) 150 150
30~49(歳) 150 150
50~69(歳) 150 150
70以上(歳) 150 150
妊婦 150
授乳婦 150

厚生労働省「日本人の食事摂取基準」(2015年版)より抜粋


(3)ビタミンKの耐容上限量について

ビタミンK1(フィロキノン)とビタミンK2(メナキノン)については副作用の報告がなく耐容上限量は設定されていない。

(参考文献・出典)

Wikipedia ビタミンK
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%B3K

(参考)食事摂取基準の各指標を理解する為の概念図

(参考文献・出典)

Wikipedia
Association Between Vitamin K and the Metabolic Syndrome: A 10-Year Follow-Up Study in Adults
https://academic.oup.com/jcem/article/100/6/2472/2829678

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