【リコード法入門】はじめてのリコード法(総合)


(本サイトを閲覧する前に)

本サイトは書籍アルツハイマー病 真実と終焉」(デール・ブレデセン 著、 白澤卓二 監修、 山口茜 翻訳)を片手にリコード法を行いたいと思っている人をサポートする為のサイトです。もしも書籍を未購入の方は事前に書籍「アルツハイマー病 真実と終焉」をご購入して頂けますようお願い致します。(未購入者の閲覧はご遠慮ください)

1.はじめに

リコード法に興味を持ち、「リコード法」について知り、「できる事から少しづつでも始めてみたい」という方達の為に、リコード法書籍をベースに「リコード法1人実験」に取り組んでいる私自身がリコード法をやってみたいと思っている方の為のマニュアルを作ってみました。(リコード法書籍の内容を基本にするよう心掛けていますが、自分の経験等から得た記述も多数有)
アルツハイマー病軽度認知機能障害(MCI)主観的認知機能障害(SCI)の方だけでなく、アルツハイマー病を予防したい方や、最近、物忘れが多くなってきた等の理由で認知機能の低下を感じている方にとっても、リコード法お役にたつ可能性があります。

2.リコード法とは

リコード法(ReCODE Protocol)とは、アメリカ人のデール・ブレデゼン医学博士が開発したアルツハイマー病に付随して起こる「認知機能の低下」を「防ぎ」「回復」させる事ができる世界初の画期的なアルツハイマー病の予防・治療プログラムの事。
リコード法に関する説明はこちら
リコード法の凄い所は、「治療」だけでなく、認知機能低下の「予防」もでき、リコード法準拠した生活を送る事で「より健康になる」という副作用まで享受できる可能性がある事。(私自身も数か月で約8KG痩せ、空腹時血糖値大幅に改善しました
アルツハイマー病「初期」や主観的認知機能障害(SCI)軽度認知機能障害(MCI)の方、今は40代~50代で認知機能に重大な支障はないが、「最近物忘れが多くなってきた、記憶力が衰えてきた、本を読んでも以前のようにスムーズに理解できなくなってきた等頭の調子の低下をを感じはじめている人は、早く始める程、より良い結果になる可能性が高まると思います。

3.リコード法の対象者について

認知機能の低下を「予防」する事が目的であれば、基本的には40歳以上の方「全員」を対象としています。(ApoE4遺伝子保有者や、既に頭の調子に異常を感じている方はもっと早くリコード法の予防措置を取った方が、より良い結果に結びつきやすくなると思います)
治療」については、「アルツハイマー型認知症全般」の方を対象としていますが、治療結果がより良好なのは、アルツハイマー病「初期」と、軽度認知機能障害(MCI)主観的認知機能障害(SCI)の方です。

4.リコード法の基本計画について

リコード法を実施する際の基本計画(具体的に何をどうすれば良いのか)については書籍「アルツハイマー病 真実と終焉」P340,P341最もシンプルまとめられており、書籍の中では最も参考になるページだと思います。

リコード法の基本計画」表に書かれている事を私流に大雑把にまとめると、以下「9つ」の項目に分類できると思います。

  1. 食生活の改善について
  2. 運動の改善について
  3. 睡眠の改善について
  4. ストレスの軽減策について
  5. 脳トレーニングについて
  6. サプリメントについて
  7. デトックスについて
  8. 認知機能を阻害する薬物の中断等について
  9. 医師による薬物治療について

このスタートアップマニュアルでは、上記9つについて、具体的に何をどのようにすれば良いのかについて、1つ1つ参考になる情報を順次加筆していきたいと思います。

5.リコード法をうまくやり遂げる13か条

(1)早く始めるほど完全に回復し、保護できる可能性が高い

アルツハイマー病は何十年もかけて進行する病気であり、例え「早期」に見えても、進行している疾患プロセスは早期ではない。
よって、認知機能低下が始まったときに、できる限り早く、評価と治療を受ける事が極めて重要。主観的認知機能障害(SCI)の患者はプロトコルで全員良くなっているとの事なので、プロトコルの開始は決してこれより遅くならないようにする。

(2)少なくとも6か月はプロトコルで生活する

食事、睡眠、運動等の治療計画の実行は慣れるまでは大変だが、頑張って6か月ほどは遵守する事。特に食事は認知力とそのリスクに深遠な影響を及ぼす。

(3)「何」がいけないのか特定する(むやみに治療しない)

リコード法を成功させるには、まずは「徹底的に検査」する事が非常に大切。(むやみに治療しない事)徹底的な検査をして初めて認知機能を低下させている原因は何であるのかを特定でき、特に問題のある項目を標的にした治療を重点的に行う事ができるようになる。

(4)最適化し続ける

リコード法による治療を成功させるには「治療の最適化をし続ける事」。
臨床検査値に基づいてプロトコルを微調整する事により、認知機能が継続して改善していく可能性が高まる。

(5)臨床検査値に熱心になる

リコード法患者には超えなくてならない閾値(しきいち)があり、閾値を超えると、
シナプス保護>シナプス破壊
の状態となって、シナプス発芽(生育)プロセスが優勢になる。
臨床検査をきっちり行えば、代謝パラメーターに改善すべき点がわかる数値がでて、認知機能がうまくいく最高の機会を与えてくれる。

(6)できる事をする

「シナプス保護/破壊」の「閾値」を乗り越えられれば、全てがうまくいくようになる。
第一号患者はアルツハイマーの原因になる36項目のうち、12項目に対処する事で素晴らしい結果がでた。非常に重要ないくつかの要因に対処すると、多くの人がうまくいくようになる。
但し、認知機能低下の原因がある限りは危険にさらされている為、プロトコルの要素を飛ばそうとはしないように。

(7)プロトコルを微調整したら認知力の変化に注意

代謝、臨床検査値などの数値が、各々に合わせたプロトコルの様々なパートに反応した人は、長い目で見れば、素晴らしい認知機能の改善が認められることが明らかになっている。
認知機能の低下は神経変性であるが、これは進行性であり、どんどん悪くなっていく
よって、例え回復に至らなくても、進行がみられない事(変化なしの現状維持)は、正しい道にいるという最初のサインである事が多い。
軽度の効果でさえ、非常にいい兆候であるのは、認知機能低下を阻止し、危機を脱して正しい方向に向かっている事を意味する。

(8)「次善の策で満足せよ」はやってはならない。

下記(a)~(d)に該当すると、脳は防御反応としてアミロイドを産生し続ける為、認知状態は良くならない。
(a)空腹時インスリンが高い
(b)インスリン抵抗性が高い
(c)慢性炎症がある
(d)ホルモンが欠乏しあるいはデメントゲンへの暴露がある
しかし、これらの代謝性並びに毒性パラメータが全て改善し始め、他に脳がアミロイドを産生する理由が無ければ、検査値が最適値に達していなくても認知機能は改善し始める。だから認知力向上の為にできる事を可能な限りする為にも、検査値を追いかけ、検査値が最適値に達するよう最善を尽くす事が大切である。

(9)認知力の状態を文章で記録する

機能的な状況を記録する事は、改善の有無を追跡するのに計り知れないほど有益である。
これは標準的で定量的な標準の神経心理学的検査であるブレインHD、Lumosity、Dakim、Cogstateなどの脳トレーニング会社のオンライン検査で行える。

(10)ソーシャルネットワークを活用する

症状、問題、疑問、心配を同じような境遇の人たちと話し合うのは役に立つことが多い。

(11)治療をやめるときは徐々に減らしていく

ホルモン補充療法アリセプト甲状腺ホルモンなどの治療を止めようとしている場合は、非常にゆっくり徐々に減らしていくようにする。
(例:アリセプトを急にやめると、認知機能の低下がひどくなる)

(12)プログラムを続ける

リコード法は認知力だけでなく、代謝、血糖管理、体重、デトックスにもメリットが沢山あるが、プログラムを止めたり行ったりを何度もした人は、2週間以内に認知機能の低下を経験している。
プロトコルに戻ればまた改善ははじまるが、続けていた時よりも低い所から始める事になる。
よって、何か月、何年にも渡って微調整を続けながプログラムを最適化し続けることが重要である。

(13)プログラムは段階的に行ってもよい

プログラムは一度に全プログラムを始める必要はない。食事の最適化は数週間先延ばししても、睡眠を最適化して体の活動性を増加させたいなら、それでも問題ない。
ケトフレックス12/3を始めるが、ホルモンの最適化は延期する等というのも大丈夫。
ただ、理想的には3~6か月以内できるだけ多くの要素をきちんと取り入れる

6.リコード法入門 目次

(1)【リコード法 入門】食生活の改善方法について

(2)【リコード法 入門】運動の改善方法について

(3)【リコード法 入門】睡眠の改善方法について

(4)【リコード法 入門】ストレス軽減方法について

(5)リコード法のサプリメント(スタートアップ用)

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